ソノシート
今回出てきたのはソノシートです。
最近の人にはわからないかもしれないので簡単に説明すると、柔らかい素材で作られたレコード盤です。安価に製造できるのと、柔軟性があって曲げられるので、雑誌の綴じ込み付録によく使われました。
これはパソコン雑誌「PiO」の1986年4月号の付録の円形のソノシートです。紙の封筒に入っていて、封筒が雑誌に綴じ込みになっていました。
自宅から発掘された機器・部品・その他を紹介します。入手の経緯は
など様ざまです。
特記のない限り廃棄はしていません。
「細部が見たい」「内部を見たい」などありましたら「ご意見・ご要望」に書いていただけると再発掘するかもしれません。ただ整理して保管しているわけではないのでいつになるかはわかりませんし、最悪の場合は偶然出てくるまでそのままになる恐れもあります。
今回出てきたのはソノシートです。
最近の人にはわからないかもしれないので簡単に説明すると、柔らかい素材で作られたレコード盤です。安価に製造できるのと、柔軟性があって曲げられるので、雑誌の綴じ込み付録によく使われました。
これはパソコン雑誌「PiO」の1986年4月号の付録の円形のソノシートです。紙の封筒に入っていて、封筒が雑誌に綴じ込みになっていました。
ちょっと面白いマウスが出てきました。
パッと見た感じはマイクロソフトの初代インテリマウスのようですが、よく見るとロゴは「Microsoft」ではなく「Micro 2000」となっています。サイズも縦が約10cm(背景の方眼は1cmです)と一回り小さいです。
インターフェイスはUSB、移動検知はボール式です。
裏面のラベルには「IntelliMouse ®1.1A USB Compatible」と書かれています。残念ながら本物は持っていませんのでどのくらい似ているのかは不明です。
今日からいつものパターンに戻ります。ヤマハの音源ICです。
ヤマハのFM音源ICのYM2413、1990年製のようです。OPLLと呼ばれていました。
調べるとどうもMSXで使用(MSX-MUSIC)されたもののようですね。ほかのパソコンの多くがAY-3-8910上位互換のYM2203を採用した中、MSXは元々AY-3-8910を使用していたにもかかわらずYM2203ではなくYM2413を選んだのは何故なのでしょう?
これには音色設定の自由度が低いなど不満もあったようですが、こだわりのある人にはMSX-AUDIOという選択肢もありました。
今回のモノは比較的初期のCD-ROMドライブです。
SONY製のCDU561というCD-ROMドライブです。
左からヘッドホンジャック、ヘッドホン用のボリューム、アクセスLED、イジェクトボタンと今のドライブと変わりはありません。右端の穴は強制的にイジェクトするためのもの、中にスイッチがあるわけではなく機械的に動かすのでそれなりに丈夫なもので押す必要があります。
挿入口に「CADDY LOADED」とあるのはディスクがセットされていることを表しています。セットされていないときは確かCDロゴの付いたグレーのカバーが見えるようになりました。
今回のデバイス、昔は単独のICでしたがコントローラに内蔵されるようになり、現在では用途そのものが無くなりつつあります。
これはSED9420C、フロッピーディスク用のデータセパレータのICです。
データセパレータというのはフロッピーディスクドライブから読み出された信号、これはデータとクロックが一緒に記録されているわけですが、そこからデータを取り出す回路です。より正確にはデータの位置(タイミング)を示す信号(WINDOW)を作り出す回路です。この信号を元にFDC (Floppy Disc Controller)はデータを取り出します。
なぜ直接データを取り出さないかというと、FDCはデータ以外にクロックの抜けているところ(Missing Clock)と呼ばれるものを検出する必要があるためで、そのためにクロックの含まれた信号も必要としているからです。
昔使っていたモデムです。
HucomのHUCOM-EX336、その名の通り33.6kbpsのモデムです。
モデムはその速度性能が電話代に直結するということで私にしては積極的に新しいモノを買っていましたが、冷静に考えるとモデム代の元を取れるほどの通信量は無かったですね。
正面には各種LEDのみです。
背面にはコネクタが並びます。
今回はXC68030とよくペアで使われたFPUです。
これがMC68882RC25A、PGAパッケージの25MHz版です。他にPLCCとQFPのものが出ていたはずで、PLCCは持っているかも。
MC68882は以前紹介したMC68881の改良版でピン配置も命令も互換です。基本的に挿し換えればそのまま使えるはず。「基本的に」と書いたのは、未確認ですがFSAVE, FRESTORE命令でスタックに積まれる内部状態は異なっている可能性があり、これを直接操作するようなソフトウェアは影響を受けるから。そんなソフトウェアが実際にあるかは疑問ですが、デバッガとかであればフォーマット番号くらいは参照していても驚きません。
これは初めて買ったデジカメですが、あまり使った記憶がありません。
富士フィルムのDS-8、1996年の発売です。
前面はシンプルなデザインです。本体が大きいわりにレンズは小さいですね。
背面もLCDと電源スイッチのみとスッキリしています。LCDも最低限のサイズといった感じの小さなものです。
ここのところPC関連が続いたので今回は違うもの、タイマーです。でも私の使用目的はPC関係でした...
壁のコンセントに直接挿し込むタイプのタイマーです。「ウィークリー」と付くのは年月日の設定がなく、曜日でしかセットできないためです。
On / Offそれぞれ何件かプログラムできたはずですが、私は「デイリー」でしかも1回ずつで使っていましたね。
下側には負荷を接続するようになっています。3Pに見えますが、PE (アース)はどこにも接続されてなく穴があいているだけですね。
今回もネットワーク関係、ISAのネットワークボードです。
3Com製のEtherLink II (3C503)ネットワークボードです。これにはバリエーションも多く、上のものは「ASSY #7920」と呼ばれていたものです。
8bit ISAのボードで、10BASE-5 (AUI)と10BASE-2をサポートしています。
中央下の大きなPLCCの石はおそらくゲートアレイ、テクニカルリファレンスにもゲートアレイについて言及があります。
その上の3ComロゴのあるものはDC-DCコンバータでしょう。10BASE-2のICは絶縁された電源で駆動しますからこれが必要になります。その点、10BASE-Tは絶縁された向こう側に電源を供給する必要がありませんから、パルストランスで信号のみ絶縁すればすみます。AUIはトランシーバ側で絶縁することになっているのでコントローラ側では絶縁不要です。