出土品

自宅から発掘された機器・部品・その他を紹介します。入手の経緯は

  • 物心つく前から家にあったもの
  • 旬な時期に入手して使っていたもの
  • 旬な時期に入手したものの、死蔵していたもの
  • 旬を過ぎてから入手したもの

など様ざまです。

特記のない限り廃棄はしていません。
「細部が見たい」「内部を見たい」などありましたら「ご意見・ご要望」に書いていただけると再発掘するかもしれません。ただ整理して保管しているわけではないのでいつになるかはわかりませんし、最悪の場合は偶然出てくるまでそのままになる恐れもあります。

CASIO VC-10

2017-01-31 22:20 — asano

これはCASIO製のボイスレコーダ、今でいうICレコーダです。

VC-10
調べてみると1987年度のグッドデザイン賞を受賞していますね。ということは少なくとも30年前のモノということになります。

Google検索するとKorg VC-10 (シンセサイザ)やVickers VC-10 (旅客機)ばかりが出てきて、このレコーダはグッドデザイン賞のサイトぐらいしか見当たりませんでした。

カード型LSI録音機ということですが、90mm×60mmはともかく、厚さ10mmというのは今の感覚ではカードとは呼べないですね。

上の辺にはスライドスイッチが並んでいます。 左の「1M」「2M」は何の切替でしょう? 次の「VOL.」は再生音量ですね。「SAVE」「AC」もわかりません。

アライドテレシス MR122T

2017-01-30 21:48 — asano
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10BASE-Tと10BASE-2のネットワークを接続するリピータです。

MR122T
アライドテレシス製のリピータ MR122Tです。これは10BASE-Tと10BASE-2ですが、MR120シリーズとして10BASE-T, 10BASE-2, 10BASE-5 (AUI), FOIRL(光)間の様々なタイプがありました。

MR122T 正面
正面には各種インジケータが並んでいます。

Exabyte EXB-8200

2017-01-29 22:50 — asano

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とても思い出深いドライブが出てきました。

EXB-8200
これがそのドライブ、Exabyte社製のEXB-8200です。フルハイト(厚さ82mm)のテープドライブで8mmテープ1巻で約2.5GBの容量がありました。

EXB-8200 前上方から
上面のラベルにはドライブのシリアル・製造日とともに各コンポーネントのシリアルやリビジョンのリストが記載されていました。
これによると1993年2月22日に製造されたようです。

ゴツい調光器

2017-01-28 21:24 — asano
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昔使っていた調光器が出てきました。なんでこれが「工具・測定器」なのかというと、ハンダごての温度コントロールに使っていたからです。

調光器 表側
大型の調光器です、右下をよく見ると「白熱灯1.5kWまで」と書いてあります。ハンダごてなんかに使うのは勿体無いですが、他に使い道も無いので。

近所の飲み屋が改装するときに出てきたのを貰った(拾った?)ものです。おそらく店内の照明用だったのでしょうが、当時私は小学生なので店内を見たことはありません。たしか3台あって1台はすぐにバラしたはずですが、もう1台どこかにまだあるのか捨ててしまったのか。

目盛りに対してツマミが小さいのは手持ちのをつけたからで、本来のものはもっと大きかったと思います。

TI SN74LS181N

2017-01-27 22:44 — asano

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そのうち手に入らなくなるかもと思って買い込んだ74シリーズTTLの74LS181です。

SN74LS181N
TI製のSN74LS181Nですね。4ビットのALU (Arithmetic Logic Unit)つまり演算器です。

近頃74シリーズのICは単純なゲートやバッファ・ラッチを残して消えていっています。もう新たな回路を設計するなら74シリーズ等は使わずFPGAやゲートアレイを使う時代になっていて、74シリーズの出番はFPGA等を使うまでも無い単純なものだけです。
そんな状況の中でALUなどは真っ先にFPGA化される運命にあり、74シリーズとして存続させる理由は無いと判断されたのでしょう。気が付くと入手困難になりかけていました。

スイッチング電源ユニット

2017-01-26 21:47 — asano

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フロッピディスクドライブをむき出しで使っていた頃の電源ユニットたちです。

5V,12V電源
これは5V,12Vの電源です。

5V,12V電源 端子部
端子部のアップです。
「TAITO」と「Volgen」のロゴがありますね。Volgenは有名な電源メーカでしたのでこちらがメーカでしょう。タイトー向け製品が何らかの理由で出回ったのでしょう、どこかのジャンク屋で入手したものと思います。

入力は100V,220V両対応ですが、自動ではなく切替が必要です。当然100V設定になっていました。
周波数が47Hz~440Hzというのも面白いですね。航空機や船舶の400Hz電源への対応でしょうか。

10BASE-2トランシーバ (AAUI用)

2017-01-25 22:30 — asano
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これはAAUI用の10BASE-2トランシーバ(MAU)です。

10BASE-2トランシーバ
AUIのものではコード無しでPC等のリアパネルに直接付くタイプも多いですが、AAUIではコネクタが小さいためかこのようなコード付きしか見たことはありません。

AAUIコネクタ
AAUIのコネクタはこのような14ピンの3M MDRコネクタです。AUIと異なりロックも一般的なタイプです。

スマートメディア RAWアクセスツール

2017-01-24 21:15 — asano

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これは昔製作したスマートメディアにRAWアクセスするためのツールです。

RAWアクセスツール
緑のサブ基板がスマートメディア用のソケットが載っているピッチ変換基板、裏側にソケットがあるのでスマートメディアはそこに挿入します。
左奥はシリアルのコネクタでPC等に接続します。
隣の黒いジャックはACアダプタ用です。

基板 表側
基板の表側、ピッチ変換基板を外したところです。

テレホンピックアップ

2017-01-23 17:24 — asano

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ネタが切れてきたなと思っていたところ、「遺物」と呼ぶにふさわしいものが出てきました。

テレホンピックアップ
これは「テレホンピックアップ」と呼ばれていたもの、今では必要ないし事実上使うこともできないものです。名前の通り電話のアクセサリなのですが、何に使うものかわかりますか?

左側の円筒形のものが本体で、φ3.5のプラグ(右側)が付いています。コードの長さは1m程でしょうか。

ピックアップ本体
ピックアップ本体には吸盤がついています。

中はコイルのはずですが、壊さずに見ることはできなさそうなので今回は分解は無しです。