出土品

自宅から発掘された機器・部品・その他を紹介します。入手の経緯は

  • 物心つく前から家にあったもの
  • 旬な時期に入手して使っていたもの
  • 旬な時期に入手したものの、死蔵していたもの
  • 旬を過ぎてから入手したもの

など様ざまです。

特記のない限り廃棄はしていません。
「細部が見たい」「内部を見たい」などありましたら「ご意見・ご要望」に書いていただけると再発掘するかもしれません。ただ整理して保管しているわけではないのでいつになるかはわかりませんし、最悪の場合は偶然出てくるまでそのままになる恐れもあります。

日本銀行 文鎮

2016-04-30 22:51 — asano

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これも入手の経緯が不明、「日本銀行」の文鎮。


平たい直方体であまり面取りがされていなくて角はちょっと痛いです。色からして材質は銅合金ですかね。表には和同開珎がデザインされています。


裏側には「造幣局製」の文字が。

これ全体を見ても「和同開珎」「日本銀行」「造幣局製」以外の文字が見あたりません。いったい何の記念品だったのか、ちょっと検索もしてみましたがわかりませんでした。

Z-80ボード 3号機 (4)

2016-04-30 17:44 — asano

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3枚目の基板はI/O基板です。製作当初はこの基板は無く、2枚構成でした。


左側のコネクタはシリアル通信用のD-SUB 25ピンのコネクタ、そのままでは通常のユニバーサル基板にはつかないはずですが、台座を壊して無理やり付けています。

その右にある3つのソケットはプリンタバッファにしようとパラレルポートを2つ(入力用と出力用)を作りかけた名残り。40ピンの方はZ80-PIOか8255だと思います(途中まで配線されているのでピン配置調べたら8255でした)。裏側の左上と右上にGNDだけが配線された痕跡がありますが、コネクタを付けた跡でしょうか。当時のプリンタ用のパラレルならアンフェノール14ピンの可能性が高いですが、どうやって付けようとしたのか思い出せません。

AVRタイマ (ハードウェア編)

2016-04-29 22:31 — asano

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AVRマイコンの習作として作ったキッチンタイマ。
電池駆動できないので実用性は皆無です。


表側、LEDがかなりの面積を占めています。


この頃には配線の流儀が「直線」から「縦横」に変わっています。この方が見た目は綺麗なのですが、配線を追いにくいのが欠点です。

Z-80ボード 3号機 (3)

2016-04-27 12:15 — asano

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2枚目の基板はCPUの載ったメイン基板です。


表側、上に2つ並んでいるのはMB74LS05、配線を少し追ってみたところLEDのセグメントドライバのようなのですがオープンコレクタだしアノードコモンのLEDなのかな、でも1枚目の桁ドライバもNPNトランジスタでGNDに引っ張っていたような気が。もしかして漏れ電流で点灯していたのか、時間のあるときに調べてみます。

Z-80ボード 3号機 (2)

2016-04-26 13:29 — asano

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1枚目の基板はキー・LED関係です。


まずは表側、左上に並んでいるICはMB74LS42, MSM4028RS, HD74LS04Pでキー・LEDのスキャンのデコーダ、圧電ブザーのドライバです。入力が共通の負論理のデコーダと正論理のデコーダを並べているのはデコード後の8本を反転するより有利と考えたためでしょうか。

その右に並んでいるトランジスタはLEDのコモン側のドライバ、右上に立っている抵抗群はLEDセグメントの電流制限抵抗です。この抵抗とIC群の間に白っぽく見えるのは圧電ブザー接着の跡。リード線の出ているタイプを付けていたのですが失われていました。上に2本出ている赤いリード線がその名残。

ワイヤーゲージ?

2016-04-25 23:37 — asano

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ワイヤーゲージだと思われますが、詳細不明です。


いつ・どこで入手したものか、何のためのものか一切が不明です。工事屋さんが忘れていったものかも。

「許容電流」などと書かれているので電線の径を測るものなのでしょうが、その太さが非常識なほど太い。私のような弱電の人間からすると電線というよりは棒ですね。

アイフォン

2016-04-25 21:01 — asano

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アイフォンはアイフォンでもスマートフォンの「iPhone」ではなく「AIPHONE」(インターホン)です。


これはリビングにおいてある親機(周りがごちゃごちゃしているのでケーブルを延ばして撮影)です。

3つ並んでいるボタンは左から「1」「MASTER CALL」「2」で、「1」「2」はそれぞれ子機1・子機2との通話ボタンで押すと押されたままの状態になります。どちらも押されていないときは親機同士の通話になっています。「MASTER CALL」はもう1台の親機の呼び出しボタン(これは指を離せば戻ってくる)で、押すと相手の親機に呼び出し音が鳴るとともに「1」「2」が押されたままになっていた場合は解除されます。
「1」ボタンの下は音量ダイアル、「2」の下のボタンは電気錠の開錠ボタンらしいのですが使っていなかったので不明です。

Z-80ボード 3号機 (1)

2016-04-25 16:10 — asano

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自作した Z-80 ボードの3号機。


まずは全体から。基板3枚構成です。

機能については記憶が曖昧なのですが、少なくとも以下の機能はROMに入っていたはずです。

  • モニタ機能
    • メモリ内容の表示
    • メモリ内容の変更
    • メモリ内のプログラム実行
    • シリアルから受信してメモリに書き込む
    • メモリ内容をシリアルに送信する
  • 16進数の電卓
  • キッチンタイマー

あと次のような機能を計画していたように思います。

  • 上記のモニタ機能をシリアルから操作する
  • プリンタバッファ

でもやはりパソコンを持っている状況でこの程度のボードだと、作っているときは面白くてもできてしまうと興味を失うんですよね。残念ながらこれ使って何かをしたという記憶は無いですね。

Hitachi HD63484 ACRTC

2016-04-22 13:47 — asano

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日立のACRTC (Advanced CRT Controller)、今でいうグラフィックアクセラレータのようなものです。

ACRTC, GMIC, GVAC
上が HD63484P8 (ACRTC)です。「P8」とついているのはプラスチックDIPパッケージ(64ピン)の8MHz品を表しています。Pの上に「U」とあるのはUマスク(マスクはソフトウェアで言うバージョンのようなもの)品で、マニュアルによれば「R」「S」にはかなりの制限事項があったことがわかります。

HD68P05V07

2016-04-18 23:22 — asano

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珍しいピギーバック形態のマイコン、日立 HD68P05V07 です。

左が HD68P05V07、ROMは内蔵しておらず背中にROMを挿すためのソケットがついています。二段重ねにすることからピギーバックの名があります。

右は上に載せられるROM、日電 uPD2732D です。容量は32kbit (4kバイト)、32Mの間違いではありません。汚れているのはこのROMが中古品で、剥がしたシールの糊が残っているため。