NEC uPD7201
知名度は低いですが、多機能のシリアル通信のデバイスです。
NECのμPD7201C MPSC (Multi-Protocol Serial Controller)です。これは1982年製ですね。
Z80 SIOは非常に多機能なシリアル通信のデバイスですが、Z80ファミリ以外に接続するのは困難です。
このMPSCはZ80 SIOと同等の機能を持ち、8085や8086/8088などのシステムにも簡単に接続できるようにしたものです。
知名度は低いですが、多機能のシリアル通信のデバイスです。
NECのμPD7201C MPSC (Multi-Protocol Serial Controller)です。これは1982年製ですね。
Z80 SIOは非常に多機能なシリアル通信のデバイスですが、Z80ファミリ以外に接続するのは困難です。
このMPSCはZ80 SIOと同等の機能を持ち、8085や8086/8088などのシステムにも簡単に接続できるようにしたものです。
Siemensの半導体部門は独立してInfineonとなりましたが、これはその前のものです。
SiemensのSAB8088-2-P、オリジナルはもちろんIntelの8088です。8086のデータバスを16⇒8ビットにしたもので、V30 (μPD70116)とV20 (μPD70108)の関係と同じです。
これは現行品ですが、用途が消滅してしまったデバイスです。
これはMaximのMAX662A +12V, 30mA Flash Memory Programming Supplyです。その名前の通りFlash Memoryへの書き込み用の電圧を作るためのデバイスです。
前にZ80 PIOのところで見たことも無いと書いたZ80 KIOですが、偶然見つけて入手できました。
Zilog製のZ84C9008VEC、2001年製と思われます。さすがにピン数が多いためDIP品は存在せず、この84ピンPLCCか100ピンQFPのいずれかのパッケージです。
これは8MHz版、他に10MHz, 12MHzのものもありました。
今回のものは少し風変わりなプロセッサです。
これはHarrisのCDP1802ACE、COSMAC (Complementary Symmetry Monolithic Array Computer)と呼ばれていたプロセッサです。本来COSMACはアーキテクチャの名称でしたが、プロセッサ自体もそう呼ばれました。
68000ファミリのパラレルI/Oとカウンタ・タイマの複合IC、PI/T (Parallel Interface/Timer)です。
Motorola製のMC68230P8、8MHz版です。もっとも68000バスではMPUと周辺デバイスに別なクロックを使うこともできますから、10MHzで動作しているMC68000(MPU)にこれを組み合わせることも簡単です。
またもやUVEPROMです。
三菱のM5M27C401K-15、512k×8bit構成のものでアクセスタイムは150nsです。
M27C801の窓も大きなもでしたが、このM5M27C401K-15の窓は巨大としか言いようがありません。当然中のダイ全体に光が当たるような大きさになっているわけでダイも巨大です。
昔はUVEPROMの窓専用の遮光シール(中に金属箔を入れるなどして光が透過しないようになっている)が売られていましたが、このサイズをカバーできるものは少ないでしょうね。
ある方よりμPD71055が偽物ではないかとのご指摘いただきました。
確かにこれは中国より調達したものなので可能性はあります。それで手持ちの他のものと比較しようと探したら、もっと怪しいのがありました。
これがそうなのですが、「NEC」のロゴが変ですね。他の文字ならともかくロゴを間違えるなんてあり得ないです。それから「JAPAN」も大きすぎる気がします。