出土品

自宅から発掘された機器・部品・その他を紹介します。入手の経緯は

  • 物心つく前から家にあったもの
  • 旬な時期に入手して使っていたもの
  • 旬な時期に入手したものの、死蔵していたもの
  • 旬を過ぎてから入手したもの

など様ざまです。

特記のない限り廃棄はしていません。
「細部が見たい」「内部を見たい」などありましたら「ご意見・ご要望」に書いていただけると再発掘するかもしれません。ただ整理して保管しているわけではないのでいつになるかはわかりませんし、最悪の場合は偶然出てくるまでそのままになる恐れもあります。

Intel N82077SL

2019-08-04 23:01 — asano

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昔パーツケースごと人にもらった中にこんなのを見つけました。

Intel N82077SL
IntelのN82077SL、68ピンのPLCCパッケージです。

レーザマーキングが読みにくいので別な角度の写真も載せておきましょう。

Intel N82077SL
だいぶ読みやすくなりました。

「NEC」の著作権表示があるのが気になりますね。

データシートによるとPC用のFDCです。コアはNECのμPD765、だから「©NEC1979」表示があるんですね。

GA-G31M-ES2Lに載ってたモノ

2019-07-29 23:02 — asano

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昨日のGA-G31M-ES2Lに載っていて外したものたちです。

CPU 表面
まずはご本尊のCPUから。

CPUはIntelのCeleron E3300でした。これ当時のサブマシン(メインは今もこのサイトを稼動させています)だったので、性能は追わずに一通り動作すればよいという選択だったはずです。クロック2.5GHzでL2キャッシュが1MBです。マレーシア製ですね。

パッケージはLGA(Land Grid Array)、これは775ピンなのでLGA775と呼ばれました。まぁ775ピンといっても多くは電源関係のピンですけどね。周囲の一段低くなっている部分をソケットの枠で押さえる形になります。

下の基板のように見える部分はインターポーザーとも呼ばれます。構造としてはビルドアップ基板そのものです。

Gigabyte GA-G31M-ES2L

2019-07-28 23:58 — asano

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GV-MVP/RX2Wから半年以上経ちましたが、マザーボードを忘れていました。

Gigabyte GA-G31M-ES2L
GigabyteのGA-G31M-ES2Lというもの、うちの中では新しい部類ですが10年以上前のもののようです。

486とかPentium(Socket7)なんかの頃は頻繁に替えていましたが、最近はもうパフォーマンスにあまり不満はないので動いている限りそのままなんですよね。

基板 表側
CPUとDIMMを外してみました。

Lattice GAL20V8

2019-07-24 23:47 — asano

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GALはGALとCPLDのGAL16V8BやGAL22V10Bを取り上げてきているのでこれはパスしようかとも思ったのですが...

GAL20V8-25LP
LatticeのGAL20V8-25LP、A,B,C,Dの付かない初期タイプです。今回取り上げた理由も旧ロゴだったから、これほとんど見ないのだけど切り替わったのはいつ頃なのでしょう?

そこで過去のGALデータブックをあたると、1991年版では本デバイスと同じ旧ロゴが、1992年版では見慣れた新ロゴが使われています。GALの登場は1980年代後半だったはずなので旧ロゴの時代はあまり長くなかったようです。

A,B,C,Dが付いても基本機能に大きな違いはありませんが、無印はピンにプルアップが付いていなかったり使い方には注意が必要です。

Diamond Stealth 64 VIDEO VRAM PCI

2019-07-20 23:53 — asano

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これはまだ取り上げたこと無いと思うので...

Diamond Stealth 64
PCIバスのビデオボード、Diamond MultimediaのStealth 64 VIDEO VRAM PCIです。

当時のハイエンドのボードだったと思います。

表側
左上の青いのが目立ちますがこれはコントローラではありません。37RGB526CF22が型番と思われ、「PALETTE DAC」とあるようにパレットレジスタとD/Aコンバータを一体にしたもので「RAMDAC」とも呼ばれます。CRTの時代は画質を左右する重要なデバイスとしてこだわる人も多かったですね。

74L04 と 74L42

2019-07-13 23:32 — asano

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MB8861とMB8870を手に入れたのですが判定ルーチンと一緒に書こうと思いまして、今回は珍しい74シリーズを取り上げます。

SN74L42N
一つ目はTIのSN74L42N、BCD to 10のデコーダです。型番表示が右によっているのは古いTI製にはよくありました。1976年製。

何が珍しいかというと「74L」というところ、以前取り上げた74Hとともに滅多に見かけないシロモノです。すぐに74S, 74LSの時代になったのであまり普及しなかったようです。

最初の74は種類が豊富だった(SやLSが作られなかった品種も多い)ためか生き残ったのですが、74L,74Hにはそういうアドバンテージも無さそうです。

AKI-ROMがもう1枚...

2019-07-11 23:15 — asano

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AKI-ROMがなぜかもう1枚出てきちゃいました。

AKI-ROM
こちらにはDC-DCが搭載されていない他、左下のスイッチやZIFソケットからも別の個体であることがわかります。

2枚作った理由は...、例によって使いたいときに行方不明だったからでしょうね。

秋月のキットとしては高価な部類に入るのでよほど急いで必要だったのでしょう。となると、Flash EEPROMを飛ばしてしまったP/I-P55TP4Nの復活の時かもしれません。数万円のマザーボードの修復のためとなればそう高いとは感じないでしょうから。

せっかく発見したのですが2つもいらないし、今はTL866Aを使っています。

片面単密

2019-07-06 23:48 — asano

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8インチのディスケット探していたらこんなものが出てきました。

8インチ片面単密ディスケット
8インチ片面単密のディスケット、IBM純正ですね。

内容を表すラベルがありませんが、一緒に出てきたほかのディスケットから想像するに高校のころ廃棄されるものをもらったものではないかと思います。

ラベル
「2305830」を検索してみるとIBMの販売中止の発表が見つかりました。それによると2002年まで販売していたそうです。意外と最近まで供給されていたんですね。

マウスパッド

2019-07-05 23:24 — asano

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こんなマウスパッドが出てきました。

マウスパッド
保管状態があまり良くなかったのでキズが結構あります。

こうして全体を見ると単なる黒っぽい光沢のあるマウスパッドでしかありません。

が、拡大してみると...

一部を拡大...
一部を拡大してみると格子模様が印刷されているのがわかります。

昔の光学式マウスのためのマウスパッドです。ただし機種ごとにそれぞれ専用のものが必要なので、これが対応するものなのかはまだわかりません。

電卓キーホルダ

2019-06-19 23:33 — asano

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ちょっと探し物をしていたら今度はこんなのが出てきました。

電卓キーホルダ
電卓のキーホルダです。

背景は1cm方眼なのでかなり小さいです。常用する気にはもちろんなりませんが、操作できないサイズではありません。

キーカバー
キーにはカバーがついているのでポケットの中でジャラジャラさせてもいいようになっています。でも液晶がちょっと心配ですね。

長年放置していたわけで期待はしていませんが、念のためONを押してみました。
やはり電池は切れているようです。