山洋CPUファン
リテール品ではありませんが、未開封の新品が発見されました。
山洋電気のCPUファンです。
この社名「さんようでんき」と読むのですが、一般に知名度のある三洋電機と紛らわしいので「やまよう」などと呼ばれることもありました。
耐久性には定評があり、Pentium, Pentium Proの頃はほとんどこのシリーズばかり使っていたと思います。これはサイズからPentium用のようですが、おそらく予備に買ったまま出番が来なかった(壊れる前にCPUが時代遅れになった)のでしょう。
自宅から発掘された機器・部品・その他を紹介します。入手の経緯は
など様ざまです。
特記のない限り廃棄はしていません。
「細部が見たい」「内部を見たい」などありましたら「ご意見・ご要望」に書いていただけると再発掘するかもしれません。ただ整理して保管しているわけではないのでいつになるかはわかりませんし、最悪の場合は偶然出てくるまでそのままになる恐れもあります。
リテール品ではありませんが、未開封の新品が発見されました。
山洋電気のCPUファンです。
この社名「さんようでんき」と読むのですが、一般に知名度のある三洋電機と紛らわしいので「やまよう」などと呼ばれることもありました。
耐久性には定評があり、Pentium, Pentium Proの頃はほとんどこのシリーズばかり使っていたと思います。これはサイズからPentium用のようですが、おそらく予備に買ったまま出番が来なかった(壊れる前にCPUが時代遅れになった)のでしょう。
最近はマイコンネタが多かったですが、今回は電源のアクセサリを取り上げます。
発見したのはこの2口の三角タップ、見るからに古そうですね。
ジャンク箱を漁っていたら出てきました。
プラグの付いた裏側はこんな感じです。
茶色の部分は紙に樹脂を浸み込ませたような材質です。結構隙間が大きいのが気になりますね。
ネジがマイナスなのもかなり古いものであることを示しています。
最初の写真と見比べると端子の向きが90°違っているのがわかります。
リビングを片付けていたら埃まみれの電卓を発見、私はRPN派なので妹のかな。
キヤノンの F-502、統計機能付きの関数電卓ですね。
メーカーのサイトによると1998年発売とのことですので約20年前のものでした。さすがに電池は切れているでしょう。一応試してみましたがやはりだけでした。
裏面のラベルには電池は 1.5V × 2 としか書いてありません。
ネジを外さないと電池交換できないようなので一度も換えていないのでしょう。
いつものように開けてみることにします。
よく似たネットワークボードが2枚まとめて出てきました。
まずは1枚目、FNW-9800-Tです。幸いマニュアルはまだ公開されており、日付から1999年の発売と思われます。
コントローラはADMtekのAL981というもの、残念ながらこれのデータシートは見つかりませんでした。
左のHSIP-005は絶縁のパルストランスですね。右端にはブートROM用と思われる32ピンソケットがあります。他にはMACアドレスなどのEEPROM 93LC46も見えますね。
典型的なPCIのネットワークボードです。
ブラケット部は8P8Cのコネクタ以外にLEDが三つ。
いつもマイコン関係のデバイスが多いですが、こんなものを見つけました。
HarrisのICL7137CPL、パネルメータ用のA/Dコンバータです。これはLEDをドライブ可能ですが、姉妹品にLCD用のICL7136CPLというのもあります。
3½桁のA/Dコンバータに7セグメントデコーダ・ドライバを合わせたものです。ピン数が多いのはスタティック点灯だからですね。LED用はドライバに電流制限回路を内蔵しているので抵抗器なしで直結できます。LCD用も交流駆動になっていてやはり直結可能です。
アナログ系は発振回路と積分回路のC,R、入力・基準電圧のRが必要です。
以前は秋月電子通商でLED版・LCD版ともにキット化されていました。これもおそらくはキットとして入手したものと思います。その後 LED版キットが販売終了となってしまい、最終的にはLCD版も終了となってしまいました。
とても高価そうなユニバーサル基板が出てきました。未開封の新品です。
どちらが表面なのかがわかりにくいのですが、SPARC CPU-1E/4と見比べてみるとこちら側が部品面(表面)だと思われます。
大きさは約22cm×23.5cmあります。手前側のP1,P2にはそれぞれ32×3ピンのコネクタが付くようになっており、VMEバス用で間違いなさそうです。
中央エリアのパターンは一般的な100mil格子の蛇の目ですが、5列ごとに電源とグラウンドらしき穴が並んでいます。一つおきにランド形状が変えてシルクもあるので電源とグラウンドが交互に接続されているのでしょう。ということはこの基板は最低でも4層基板ということになります。
P1とP2の間の「MVX-06AW-220M」が型番、「220」はサイズでしょうか。
探し物をしていてこんなものも発見してしまいました。
かなり古いものです。
2つの7セグメントLEDは東芝のTLR312、以前は入手しやすい定番のデバイスでした。
下にはデコーダがあります。右側のソケットは抜かれていますが、左に挿さっているのはFairchildのF9368です。これはZ80ボード 1号機(の形見)でも取り上げました。1号機ではデータバスの表示用に2つ使用していましたが、それがこのボードに流れてきていたのかもしれません。
隣には日立のHD14040BPがいます。12ステージのリプルカウンタ、これは74HC4040として74HCシリーズにも取り込まれています。
FDCボード(テスト編)の途中ですが、部品探しているときにこんなの発見したので先に取り上げようかと。
沖のMSM62X42B、RTC(Real Time Clock)のICです。
DIPの18ピン、CPUバスに接続するデバイスとしてはピン数が少ないですね。PC-8001やPC-9801シリーズに使われたNECのμPD1990,μPD4990などはシリアル接続ですが、これは普通にパラレルバス(ただし4ビットバス)接続です。10進の1桁ごとのアクセスなのでそれで十分です。
もう一つの特徴は32.768kHzの水晶振動子を内蔵していることです。±10PPM(SOP品は±20PPM)と±50PPMの2ランクありますが、これは「6472Z01A」と末尾「A」なので±10PPMの方です。
マレーシア製。
すっかり忘れていましたが、昨日がサイト開設3周年でした。といっても何か特別なことをするつもりはありませんが...
こんなものも発見、静電気防止用のリストバンドですね。
バンドには導電性の糸が織り込んであるはず、またコードが接続してある部分の内側は金属になっていました。コードはアースに接続して使用します。クリップを外すとバナナプラグになっていました。
型番などの刻印は見当たりませんでしたが、アズワンのML-301A-Lシリーズによく似ています。
よく見るとコードの両端が黄色く変色してしまっています。クリップ側の根元も不自然に折れていますね。
先日ソースコードを発見したMC68000用のTiny BASIC、せっかく発見したのでコードを整理してみようと思っています。
まずは手始めに予約語リストをまとめてみました。