工作

個人的に製作してきたものの紹介です。

電子的なものがほとんどですが、そうでないものも出来るだけ出していきたいと思っています。

回路図、ソースコードなどは出来ればすべて載せたいのですが、以下の理由で難しいものが多いです。

  • 回路図については無いものが多い
  • 残っていないのではなく、そもそも書かないことが多かったためです。

    • どうせ1台しか作らないのだから紙に線を引くのと、実際に配線する手間は大して違わない。
    • バス配線などは書かなくてもわかる(各デバイスのD0同士を接続するなど)。ずらすなど注意を要するところだけメモがあれば困らない。
    • 雑誌などの記事・データシート・アプリケーションノート等を参考にしたところはそれを見ながら配線すればよい。

    もちろん仕事ならば書きますが。

  • 著作権的に公開でない
  • 特に古いものでは雑誌など掲載のものをベースにしているものがあり、オリジナルと分離できないものは公開できません。

  • 古いメディアに入っている
  • 5インチや8インチのフロッピーだったり、PC-9801フォーマットだったりして読むのが難しいものがあります。

  • 本当に失われた

INS8070ボード(その2)

2021-09-28 23:23 — asano

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手持ちのINS8073/Nを仮に載せていたINS8070ボードですが、INS8070も到着したことですし、INS8073でやろうとしていたことも一通りできたので、本来のINS8070に載せ替えました。


INS8073とINS8070の違いは内蔵ROMの有無だけですのでそのまま載せ替えられますが、メモリ配置は変更が必要です。

0x0000番地から起動用のメモリが必要なので0x1000~0x1FFFに配置していたものを0x0000~0x0FFFに移動しました。0xF000以降をRead Onlyにしておく理由もなくなったので書き込み可能にしました。

INS8070ボード

2021-09-15 23:21 — asano

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CDP1802ボードの次は何にしよう、と考えていて選んだのがこれです。実は先日eBayを眺めていてついINS8070をポチってしまったので...


いつものようにEMILY Boardで動かします。

私は普段ボードを作るときは少なくともメインのチップを手に入れて(ヘタをすると何年も寝かせて)からなのですが、今回は珍しく到着前に作り始めてしまいました。

作っているうちに着くかなと思っていたのですが... 海外からなので時間がかかっているようです。

COSMACのI/O

2021-09-08 12:17 — asano
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このところCOSMAC関係が続いておりますが、今回をもって一旦終わる予定です。

ソフトウェアUARTも動いたことですし今更感もあるのですが、せっかく準備したUSARTも動かしてみました。


新たに追加したのはμPD71051CとEXO-3です。

当初8251を考えていましたが、せっかく他がCMOSなのでそれに合わせるためと、クロックを5MHzにしてしまったので分周しなくても使えるという理由からμPD71051Cを使うことにしました。

CDP1802ボード

2021-08-28 23:36 — asano

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今日2度目のワクチン接種に行ってきまして、ついでに秋月に寄って不足していた(持ってるはずなんだけど行方不明)パーツを調達してきました。


CDP1802(とCDP1806も)のボード、いつものようにEMILY Boardと組み合わせるボードです。

CDP1802動かすだけならSBC1802でいいのですが、新CPUでいきなりソフトウェアUARTは敷居が高いかなと思って作ってみました。

MCS8085

2021-06-18 23:40 — asano

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8755を焼けるようになったので続いてMCS8085を動かします。


MCS8085もやはり 電脳伝説@vintagechips さん作のボードです。

8085+8755+8156の3チップ構成でグルーロジックなどは一切ありません。40ピンのDIPが3つだけというシンプルな美しさがありますね。

これだけで以下の機能を含んでいます。

WRT8755

2021-06-13 20:55 — asano

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以前紹介した8755(8085などのマルチプレクスバス用のROMとパラレルI/Oの複合デバイス)ですが、このような古い特殊なデバイスは最近の安価なライタではまず対応していません。私の愛用しているTL866Aも非対応です。

いつか作らなくてはと思っていたのですが...


SBCシリーズでおなじみの 電脳伝説@vintagechips さんが8755ライタのボードも用意されています。

それがこの「WRT8755」、PCとシリアルで接続して8755の中身のダンプ・書き込み・ベリファイが可能なボードです。

書き込み電圧を作るためのアナログ回路がある以外は部品点数も少なく作りやすいボードだと思いますよ。

ハンダを落とす壷

2021-06-07 22:30 — asano

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先日(電子パーツではない)通販サイトを眺めていてこんなのを見つけました。


板などのエッジを保護するためのもの、光というメーカのKSCV2-2という型番のものです。

シリコーンゴム製で耐熱性があるようなので前から欲しかったものを作ってみることにします。


適当な空き缶に巻いていきます。

円周に巻いていくので断面を斜めにしたほうが良かったかもしれませんね。

SBC1802

2021-05-04 22:42 — asano

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またもや 電脳伝説@vintagechips さんのボード、SBC1802です。


しばらく前に基板入手していたのですが、SuperHやらH8やらやっていて後回しになっていました。部品はほぼ手持ちでそろったので一気に組み上げたところです。

27256は十分持っているので焼いてもよかったのですが、とりあえず手持ちのROMエミュレータを載せています。

いつものように搭載部品を見ていきます。

SH7045ボードを動かす(ハードウェア編)

2021-04-12 23:33 — asano

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以前お見せしたSH7045ボードを動かしてみたくなってこんなボードを作ってみました。

あのボードは電源さえつなげば動かせるはずなのですが、今さらRS-232よりUSBシリアルのほうが便利、EMILY Boardに接続してみたい、ちょっとした実験などするのにユニバーサルエリアが欲しい、といった理由です。


電源はEMILY Boardから供給しますが、スタンドアローンで動かす場合は右上のコネクタからも+5Vを供給できます。

シリアルポートは写真では見にくいですが左下のところに6ピンのコネクタ(TTL-232R-5V用)を設けてあります。