スマートメディア
メモリカードの中でSDカードやメモリースティックは今でも使われていますが、スマートメディアは過去のものと言ってもよいでしょう。
発見したスマートメディア、切り欠きから3.3V仕様のものとわかります(5V仕様なら切り欠きは右側)。
スマートメディア RAWアクセスツールでも書いたように半導体の特殊パッケージ扱いなのでマーキングも半導体と似ています。「JAPAN 9907HAK」の9907はおそらくデートコードで、1999年製ということでしょう。
自宅から発掘された機器・部品・その他を紹介します。入手の経緯は
など様ざまです。
特記のない限り廃棄はしていません。
「細部が見たい」「内部を見たい」などありましたら「ご意見・ご要望」に書いていただけると再発掘するかもしれません。ただ整理して保管しているわけではないのでいつになるかはわかりませんし、最悪の場合は偶然出てくるまでそのままになる恐れもあります。
メモリカードの中でSDカードやメモリースティックは今でも使われていますが、スマートメディアは過去のものと言ってもよいでしょう。
発見したスマートメディア、切り欠きから3.3V仕様のものとわかります(5V仕様なら切り欠きは右側)。
スマートメディア RAWアクセスツールでも書いたように半導体の特殊パッケージ扱いなのでマーキングも半導体と似ています。「JAPAN 9907HAK」の9907はおそらくデートコードで、1999年製ということでしょう。
SIMMは前にも書きましたが、今回見つけたのはおそらく最も小容量のSIMMだと思います。
30ピンの256kB SIMM、これより小さな64kBとか16kBなんかは見たことありませんね。
構成は256k×8bitなのでバス幅に応じて2枚とか4枚単位で使用します。PCマザーボード等ではSIMMスロットが8つとか並んでいるのが普通でした。
ハンディスキャナのインターフェイスボード出てきました。
ホストインターフェイスはISAでした。
左のPLCCがコントローラでしょう。「EICI022700」「TM0700A1000A」「T39419.4」「9333」とありますが正体不明です。最後の「9333」は1993年第33週製造でしょうか。多くのピンがそのままISAのカードエッジに接続されています。
右上にある小さなICはPhilipsの74HCT14D Hex Inverting Schmitt Trigerです。位置などから考えてスキャナからの信号の整形用でしょうか。
ISAではもう使うことも無いでしょう。
GbEに移行するまで家で使っていたスイッチングハブです。
PlanexのFX-081X、10BASE-T,100BASE-TX対応のスイッチングハブです。8ポートの電源内蔵のもので、ケースはプラスチック製です。
プラスチックのものは長く使っていると熱で変質して茶色くなったりして不安を感じるのでなるべく避けているのですが、どうしてこれを選んだのかわかりません。変色前に移行して役目を終えたので結果的にはOKだったのですが。
正面には各種LEDが並びます。FDX/Col.はできればLink/Act,100Mの下に1列に並べてほしかったところです。何でこんな配置にしたのでしょう。
昨日のSVM7910版に引き続き、SVM7943によるオルゴールです。これらは一緒に出てきました。
使用ICはやはり精工舎のSVM7943COBCOE、8曲入りのものです。
SVM7910に比べて外付け部品が大幅に減っているのがわかりますね。
ICの奥に見える抵抗とトランジスタはスピーカ駆動用のものなので圧電サウンダのみを使用するのなら必要ありません。VRはテンポ(と音程)を調整するものなので固定Rでも問題ありません。
押しボタンスイッチはキーボード用のちょっと良さそうなモノですね。
発見したときは圧電サウンダが失われていたので付けました。あとは電池ホルダへの線が外れていたのを修理しただけで動作しました。
音は... 正直SVM7910の方が良かったです。
前にAY-3-1350を使ったオルゴールを載せましたが、これはそれより前のものです。
電池ホルダとスピーカが失われていますが、オルゴールの基板です。
メインのICは精工舎のSVM7910、世界初のメロディICとのことです。メロディが2曲がROMに内蔵されていて、他にチャイムも入っていたように記憶しています。内蔵されている曲によってサフィックスが付けられており、この「CF」は何だったかな? かなりの種類が出ていたと思いますし、数がまとまれば特注も可能だったようです。
この種のメロディICはその後、曲数の増加や外付け部品の削減などの改良が進み、グリーティングカードに内蔵されたりもしましたね。
写真の基板は万能基板ではありませんが、たしかキットで購入したと記憶しています。
しばらく「パーソナルなコンピュータのメモリ事情」を書いてきましたが、今日からいつもに戻ります。
STMicroelectronicsのM48T18-100MH1 Timekeeper® SRAMです。
これはRTC (Real Time Clock)とSRAMを一体化したもので、外部とは8k×8bit SRAM同等のインターフェイスになっています。ピン配置も一般的な64k SRAMとそっくりです。
末尾の8バイト(0x1FF8~0x1FFF)以外はバッテリバックアップされた普通のSRAMとして使用できます。通常は設定情報の記録などに使用されます。
RTCには末尾の8バイトを使ってアクセスします。
今回のものは私のものではなく、父が昔使っていたものです。
SonyのVAIO 505Vです。奥のヒンジの間にはバッテリがあったのですが、見当たりません。使えなくなって処分したのではないかと思います。基本家で使っていたので、無くても困らなかったのでしょう。
ロゴ等を逆さに(使用状態で正しい向きに)するのはこの頃始まったような気がしますね。
ちなみにこの「VAIO」ロゴですが、凹凸は無く単なる印刷です。
底面に4つあったはずのゴム足はどれも溶けて失われてしまっています。接着が剥がれて脱落するだけならともかく、これは溶けて机などを汚すのでタチが悪かったですね。
今回はExabyte EXB-8505を開けて中を覗いてみました。
カバーを外して上面から見たところです。
中央に見える傾いた円筒は回転ヘッド、ヘリカルスキャンの心臓部です。
基板は奥に1枚、その手前メカとの間に1枚、左側にも1枚見えています。
下面側です。
やはり中央には回転ヘッドの底の部分が見えています。
配線にはフレキシブル基板を多用しているのがわかります。
今回はZ80ボード 3号機やMC68kボードの開発時に活躍したものです。
外見はどう見ても熱帯魚の水槽の照明ですね。コードの途中にテープが巻いてあるのも怪しさ満点です。
ラベルを見るとしっかり「観賞魚用蛍光灯」と書かれています。これを開発に必要なある目的のために転用していたのでした。
蛍光灯器具で定格周波数が書かれていて、スイッチが無いということは、グロー式と思われます。