出土品

自宅から発掘された機器・部品・その他を紹介します。入手の経緯は

  • 物心つく前から家にあったもの
  • 旬な時期に入手して使っていたもの
  • 旬な時期に入手したものの、死蔵していたもの
  • 旬を過ぎてから入手したもの

など様ざまです。

特記のない限り廃棄はしていません。
「細部が見たい」「内部を見たい」などありましたら「ご意見・ご要望」に書いていただけると再発掘するかもしれません。ただ整理して保管しているわけではないのでいつになるかはわかりませんし、最悪の場合は偶然出てくるまでそのままになる恐れもあります。

電源変換アダプタ

2017-05-17 21:01 — asano

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昔、海外出張中に現地で調達した電源コンセントの変換アダプタです。

変換アダプタ
複雑な穴があるのはさまざまなタイプのプラグを挿せるようにするため、これで以下が挿せるはずです。実際に使ったのは日本のプラグだけですが。

  • 日本やアメリカの平行なタイプ
  • ヨーロッパに多い丸棒が2つのタイプ
  • オーストラリアなどのハの字のタイプ

よくあるプラグでこれに挿せないのはイギリスの角棒が3つのタイプくらいでしょうか。

こうしてみると日本のプラグというのは非常にコンパクトにまとまっていますよね。
海外でテーブルタップを借りるとこんなのがずらっと並んだ巨大なものを渡されたりしますからね。

穴の奥に見えるピンク色のものはシャッターでプラグを挿し込むと横にスライドして開くようになっています。結構固いので最初は壊れているのかと思うほどです。

FM-7のパーツがさらに...

2017-05-16 19:04 — asano

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富士通 MB60H010 他でFM-7の部品を取り上げましたが、さらに出てきました。

MC68B09P
これは以前MC6809にて写真を掲載したものですが、当時はなぜ2つあるのかわからなかったものです。しかも新品だと思っていました。

他のFM-7部品と同じ箱から出てきたこと、他のROM等とデートコードが非常に近いこと、そしてFM-7には2つ使われていること、これらを合わせると同じFM-7から取られたものではないかと思われます。

Sony NWP-411A キーボード

2017-05-15 22:18 — asano

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NEWSワークステーション用のキーボードが出てきました。

NWP-411A
NWP-411Aというキーボードです。本体の樹脂が黄色く変色してしまっていますが、キートップはそうでもありませんね。

配列としては日本語キーボードでありながら記号の配置はJISではなくUSの配置になっています。個人的に日本語キーボードは嫌いなのですが、かなの刻印はどうでもよく記号の配置が問題なので、この配列ならOKです。
よく見るとかなの刻印がカタカナではなくひらがなというのも珍しいかもしれませんね。

機能キーが最低限に抑えられているのも特徴です。

富士通 MB60H010 他

2017-05-14 21:57 — asano

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部品箱に転がっていた素性のよくわからないICを調べてみたところ...

MB60H010
この1983年富士通製のMB60H010は詳細はおろか大まかな機能もサッパリわからないものでした。

困ったときのGoogle頼みということで検索してみたところ、なんとパソコンFM-7用のカスタムデバイスであることが判明しました。あわててFujitsu Micro 7 (分解編)の写真を見直してみると、確かに基板の中央手前側に青いソケットに挿さっています。なんでもCRT Controllerらしいとのこと。
あの頃はパソコンの回路図が雑誌上で公開されることはよくありましたから、デバイスの資料が無くても接続先から大まかな機能はわかってしまいますね。

パッケージは64ピンのシュリンクDIPです。

AT時代のディスプレイ電源コード

2017-05-13 21:58 — asano

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これはAT時代に使われていたディスプレイの電源コードです。

ディスプレイ電源コード
AT時代のディスプレイにはよくこんな電源コードが付属していました。

右下のコードと同色のコネクタは今でも一般的に使われている3Pコネクタです。これはメスで負荷(ディスプレイ)側になります。

左下の黒いコネクタが電源側です。AT電源のディスプレイ用アウトレットに挿して使います。

電源側コネクタ
電源側コネクタをアップにしてみました。

NEC uPD7751C

2017-05-12 14:42 — asano

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大昔に買ったものの放置してきたICがまた一つ見つかりました。

uPD7751C
NEC製のμPD7751C、1982年製ですね。

実はADPCMのICらしいということ以外まったくわかりません。
よくわからないまま店頭で見かけて「音声合成」の名称に惹かれて買ってしまったんですね。確かコピー数枚の資料が付いてきたと思うのですが、行方不明です。

PSG等と同じようにCPUバスに繋げばよいと期待したのだけれど、そう簡単ではなかったのではないかと思っています。

今どきはネットで探せばかなり古いデバイスでも何らかの資料が出てくることが多いのですが、このμPD7751Cに関してはまったくといってよいほど見つかりません。番号の近いμPD7752, μPD7759もやはりADPCMのICで、こちらはデータシートもあるのですが。

Sun USBキーボード

2017-05-10 11:46 — asano

これはUSB接続ならPCにも使えるだろうと数年前に買ったSunワークステーション用キーボードです。

USBキーボード
独自インターフェイス時代のType 5キーボードと配列は一緒です。

予想通りPCにも接続できました。キーの対応はmskeyで確認したところ以下のようになっていました。

PS/2-USB変換器 (作りかけ)

2017-05-07 21:02 — asano

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作りかけたまま放置していたPS/2-USBのキーボード変換器です。

キーボード変換器
そんなものいくらでも安く売っているのに何で作るのか、と思うかもしれませんが、普通とは逆でUSBキーボードをPS/2ポートに接続するための変換器です。探せば売っていなくはないのですが非常に高価(見つけたのは2万円ほど)です。

何が大変ってUSBキーボードを接続するためにはUSBホストの機能が必要になります。USBはホスト側はPC等に積むから複雑になってもかまわないという思想で作られているようで、ホストは手頃なコントローラも少なく情報もあまりありません。
私は幸いにも仕事でホストのエニュメレーションのコードを書いた経験もあり、何とかなるかと思って作り始めました。

PC-9801Vキーボード

2017-05-06 20:57 — asano

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PC-9801のVシリーズ(VF, VF, VXなど)用のキーボードも出てきました。

PC-9801Vキーボード
Vシリーズに付属していたキーボードですが、PC-9801シリーズのキーボードは基本的に各機種共通に使用可能です。

初代PC-9801だけはコネクタが異なるので別です。信号は共通のはずなのでATとPS/2のようにコネクタを変換すれば使えるように思います。

私もVシリーズの本体は持っておらず、PC-9801F2に接続していました。

日本で昔からパソコンを使っていた人には懐かしいキーボードだと思います。

今のPCのキーボードと異なる点を中心に少し書いてみます。