浮動小数点プロセッサ
今ではPCのCPUに浮動小数点プロセッサを内蔵しているのは当たり前ですが、以前は必要な人のみが追加する(かなり高価な)オプションでした。
これはIntelのC8231A、8080時代の浮動小数点プロセッサです。CPUの命令を拡張するのではなくI/Oデバイスとして接続して値のやり取りをするタイプです。
開発したのはIntelではなくAMDでAm9511というもの、これはそのセカンドソースです。
裏側にもマーキングがあります。
自宅から発掘された機器・部品・その他を紹介します。入手の経緯は
など様ざまです。
特記のない限り廃棄はしていません。
「細部が見たい」「内部を見たい」などありましたら「ご意見・ご要望」に書いていただけると再発掘するかもしれません。ただ整理して保管しているわけではないのでいつになるかはわかりませんし、最悪の場合は偶然出てくるまでそのままになる恐れもあります。
今ではPCのCPUに浮動小数点プロセッサを内蔵しているのは当たり前ですが、以前は必要な人のみが追加する(かなり高価な)オプションでした。
これはIntelのC8231A、8080時代の浮動小数点プロセッサです。CPUの命令を拡張するのではなくI/Oデバイスとして接続して値のやり取りをするタイプです。
開発したのはIntelではなくAMDでAm9511というもの、これはそのセカンドソースです。
裏側にもマーキングがあります。
以前紹介したLBP-A404Eの内部の基板たち、本当はメカ部分も見たいところですが、部屋にトナーばら撒くと大変なので基板のみです。
これはメイン基板と思われるものの表面です。B-to-Bコネクタがいろいろな向きについていて、基板が立体的に配置されていたことがわかります。
少し間があいてしまいましたが、先日のFujitsu Micro 7の中を覗いてみます。
まずはトップカバーを外します。ネジは拡張スロットの底にある2本だけで、周囲はすべてツメのようです。この個体は私の元に来る前にかなり弄られていたようで、フロント側のツメは折れて失われていました。
これはFujitsu Micro 7の中央スロットに挿さっていたボードです。
これがボードの表面、ROMの他はバスとのインターフェイス用と思われるTTLのみで構成されています。IC類はさすがにほとんど自社(富士通)製ですね。
PC-8001mk2の頃からPC-386NOTE Aまで使っていたプリンタケーブルです。
もう昔のことなのでよく覚えていないのですが、NK3618-21からより大型のNM9950に買い換えて届かなくなってこの長いケーブルに替えたのではないかと。
「FM-7」と呼んだほうが通りがいいと思います。でも本体には「FUJITSU MICRO 7」と書かれています。
これは高校のときに知人から入手したものです。FM-7用のFDCボードも同時に入手しました。
このマシンではほとんどプログラムを書いていません。もっぱらとあるRPG専用のゲーム機として使用していました。
そういう使用法だったので特に拡張もしていませんし、ディスプレイもPC-8001mk2で使っていた14M-112Cを自作の切替機で切り替えて使用していました。
またも懐かしいものが出てきました。
これは電磁カウンタと呼ばれるものです。電気のパルスを数えるものですが、今や電子式(液晶やLED表示)に置き換わってしまい、このような機械式は珍しくなりました。
これは3桁のもので、左のボタンを押すことで「000」にリセットすることができます。
MC68000は前にも紹介しましたが、ちょっと思い出したこともあるのでまた取り上げます。
MC68kボード (第1期工事編)でもお見せしたトムソン製のEF68000P10です。1984年製の10MHz品ですね。
このところフロッピーディスクねたが続いておりますが、今回も懲りずにフロッピー関係です。
前にも書いたようにPC-8001mk2にFDC8基板を挿してFD1165Aを繋いで使っていたわけですが、やはり8インチフロッピーは安くありませんし、使い勝手もあまりよくありません。そのうち5.25インチ2HDのドライブが安く手に入ったので併用することにしました。
ところがFDC8基板はドライブ側にデータセパレータがあることを前提にしています。それまで使っていたFD1165Aには付いていたので問題なかったのですが、入手した5.25インチのドライブには付いていません。そこで製作したのがこの基板です。
これは昔、富士通のパソコン FM-7で使用していたFDCのボードです。
FM-7の拡張スロットは小さいのでここにはバスバッファ等のみを置き、FDC回路は外付けのフロッピーディスクユニット内に置くようになっていました。これはそのFDC回路のボードです。
「Logitec LFD-550II FM」とあるのはおそらく外付けフロッピーディスクユニットの名称です。
私はこの基板と拡張スロットに挿すIFボード等を知人から譲り受けてむき出しのまま使用していました。
写真右の灰色のコネクタにはIFボードへのケーブルを接続します。下に伸びているリボンケーブルは2台のFDDへ行きます。下に見えている黒いコネクタは3,4台目の増設ドライブ用のものです。