工作

個人的に製作してきたものの紹介です。

電子的なものがほとんどですが、そうでないものも出来るだけ出していきたいと思っています。

回路図、ソースコードなどは出来ればすべて載せたいのですが、以下の理由で難しいものが多いです。

  • 回路図については無いものが多い
  • 残っていないのではなく、そもそも書かないことが多かったためです。

    • どうせ1台しか作らないのだから紙に線を引くのと、実際に配線する手間は大して違わない。
    • バス配線などは書かなくてもわかる(各デバイスのD0同士を接続するなど)。ずらすなど注意を要するところだけメモがあれば困らない。
    • 雑誌などの記事・データシート・アプリケーションノート等を参考にしたところはそれを見ながら配線すればよい。

    もちろん仕事ならば書きますが。

  • 著作権的に公開でない
  • 特に古いものでは雑誌など掲載のものをベースにしているものがあり、オリジナルと分離できないものは公開できません。

  • 古いメディアに入っている
  • 5インチや8インチのフロッピーだったり、PC-9801フォーマットだったりして読むのが難しいものがあります。

  • 本当に失われた

データセパレータ基板がもう一枚

2017-04-05 21:18 — asano

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データセパレータの基板がもう一枚出てきました。

データセパレータ基板
前回のものと似たような構成です。

50ピン側にはDDKの57シリーズコネクタが1つのみなので末端に接続しますが、ターミネータはありません。34ピンコネクタへ直結している信号は3.5/5.25インチドライブ側で終端されることを前提にしています。使わない信号は未終端になりますので途中に8インチのドライブは接続してはいけません。おそらくはPC-286NOTE F, PC-386NOTE A用に製作したものと思います。

自作のデータセパレータ基板 (回路図編-2)

2017-03-31 22:26 — asano

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先日のデータセパレータの回路図、ドライブ構成を変更できるように修正してみました。

回路図
NECのPC-8001, PC-8801, PC-9801シリーズの8インチFDDインターフェイスに3.5インチ・5.25インチのFDDを接続するためのものです。

元は私が25年以上前になにかの雑誌記事を参考に製作したものです。その現物から回路図を起こし、修正を加えました。現在動作確認する環境がありませんので、この回路は動作未確認であることをご承知置きください。

また元々は学生時代に「とりあえず動作すればよい」との前提で製作したものですので、本来必要なものが省略されていたりもします。

もし製作される場合は各自の責任でお願いします。

以下、注意点などをあげますので、参考にしてください。

電流計付き安定化電源 (基板編)

2017-03-28 17:23 — asano

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今日はパネルメータ回路の基板です。

LED基板 表面
LED基板、7セグメントのLEDはすべてバラを並べています。使用しているICがスタティック駆動なので多桁のいいものがあまりありません。

下の3端子IC(NJM317)はLEDの電源です。

LED基板 裏面
裏面はほとんど1対1で接続されているだけです。

2つのコネクタはA/Dコンバータの基板へ行くもの、さすがにスタティックで8桁もあると本数がスゴいことになります。

自作のデータセパレータ基板 (回路図編)

2017-03-27 23:58 — asano
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以前紹介した自作のデータセパレータ基板について回路図を知りたいとの要望があり、回路図を起こしてみました。

現状の回路図
とりあえず現状の回路図です。数ヶ所明らかにおかしい点がありましたので、そこだけは修正してあります。回路図を見るといろいろと不明だったことがわかってきました。

電流計付き安定化電源 (パネル編)

2017-03-26 18:18 — asano

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作りかけの安定化電源が出てきました。今回はそのパネル周りです。

前面パネル 表側
まずは前面パネルです。

上の窓には4桁の7セグメントLED表示器が2つ、電圧計用と電流計用です。
その下は左から電源スイッチ、電圧調整用のツマミ、電流調整用のツマミ、出力端子になります。「安定化電源(可変式)」の最後で少し書いていた改良版なのですが、「出力を出さずに電圧調整ができない」点の改善は盛り込まれていませんでした。出力端子の上に少し空間があるのでもしかしたら追加するかもしれません。

表示器の穴はフライスマシンで開けたはずなのですが、あまりキレイではないですね。

AVR用ツール

2017-03-01 18:03 — asano

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以前AVRマイコンの開発用に製作したものなのですが、何をするものなのかわからなくなってしまいました。

AVRツール
自分で作っておきながらわからなくなるとはマヌケな話ですが、憶えているのはパラレルプログラミングによってどこかのFuse bitを書き換えるツールだということだけです。

MP3プレーヤキット

2017-02-12 15:46 — asano

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カセットテープMDから半導体メモリに変わって自作が現実的になった携帯オーディオプレーヤ、実際に作られた方がおりキット化もされていました。

MP3プレーヤ
キットは基板のみなので適当なケースに収めていました。実用的で一時期通勤中に使っていたこともあります。

外部に見えるのはヘッドホンジャックとボタン6つのみで、電池交換や曲の書き込みはカバーを開けて行います。
ボタンは左から音量小・音量大・前曲・次曲・再生/一時停止(電源ON)・停止(電源OFF)だったと思います。

スマートメディア RAWアクセスツール

2017-01-24 21:15 — asano

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これは昔製作したスマートメディアにRAWアクセスするためのツールです。

RAWアクセスツール
緑のサブ基板がスマートメディア用のソケットが載っているピッチ変換基板、裏側にソケットがあるのでスマートメディアはそこに挿入します。
左奥はシリアルのコネクタでPC等に接続します。
隣の黒いジャックはACアダプタ用です。

基板 表側
基板の表側、ピッチ変換基板を外したところです。

Altera/Xilinx両用PLD書き込みアダプタ

2017-01-18 22:35 — asano

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昔作ったAltera/Xilinx両用のPLD書き込みアダプタが出てきました。

書き込みアダプタ 表側
個人でも開発しやすい(合成ツールや書き込みツールが入手しやすい)PLDといえばAlteraのMAX7000シリーズやXilinxのXC9500シリーズ等が有名でした。これらのデバイスへの書き込みには各社専用の書き込みケーブルが必要なのですが、どちらにも使えるものができないかと製作したのがこれです。

今のものはUSB接続で中にマイコンが入っていたりして自作は困難ですが、当時のプリンタポート接続タイプはバッファが入っている程度(線をつなぐだけだったかもしれません)なので簡単に作ることが出来ました。回路図もアプリケーションノート等で公開されていましたので、両社の回路を見比べながらセレクタで切り替えられるようにしたのです。

自作のデータセパレータ基板

2017-01-01 18:34 — asano

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このところフロッピーディスクねたが続いておりますが、今回も懲りずにフロッピー関係です。

VFO基板
前にも書いたようにPC-8001mk2FDC8基板を挿してFD1165Aを繋いで使っていたわけですが、やはり8インチフロッピーは安くありませんし、使い勝手もあまりよくありません。そのうち5.25インチ2HDのドライブが安く手に入ったので併用することにしました。

ところがFDC8基板はドライブ側にデータセパレータがあることを前提にしています。それまで使っていたFD1165Aには付いていたので問題なかったのですが、入手した5.25インチのドライブには付いていません。そこで製作したのがこの基板です。