Zilog Z8001 CPU と CP/M-8000
昨日に引き続き、今日も珍しいCPUを紹介します。
これがZilog製のZ0800106PSC、Z8000 CPUです。Z8000にはセグメントに対応し64kBを超えるメモリ空間をサポートするZ8001と、セグメント非対応(メモリ空間は64kBまで)のZ8002があり、これはその前者ですね。それの6MHz版、48ピンのプラスチックDIPです。
昨日に引き続き、今日も珍しいCPUを紹介します。
これがZilog製のZ0800106PSC、Z8000 CPUです。Z8000にはセグメントに対応し64kBを超えるメモリ空間をサポートするZ8001と、セグメント非対応(メモリ空間は64kBまで)のZ8002があり、これはその前者ですね。それの6MHz版、48ピンのプラスチックDIPです。
今設計中の機器で使おうと思って調達したメモリです。
IDT製のIDT7134SA35P、デュアルポートRAMという種類の特殊なRAMです。容量は4k×8bitと前時代的な小ささにもかかわらず、48ピンDIPという大きなパッケージに入っているのはその特殊性ゆえで、「デュアルポート」の名のとおり電源以外のアドレス・データ等の信号が2つずつあるのです。
両方のポートから独立してアクセスできるのですが、さすがに同じアドレスへの書き込みを含む同時アクセスは問題があります。セマフォ機能を内蔵したり、片方のアクセスを待たせるなど様々なタイプがあるのですが、これは何もしないというのになります。ソフトウェア等上位のレイヤーで対応する予定です。
この手のものはFPGAを使用することが普通になり、最近ではこのような単独のデバイスはなかなかありません。今回はFPGAを使うのは大げさなので古いものを使うことにしました。
せっかく大阪に来ているので日本橋の「でんでんタウン」に寄ってみました。堺筋線が事故で止まっていたので日本橋駅から(本来は恵美須町が最寄り)歩いてみます。
家電など見ても面白くないので「デジット」に行ってみました。最後に行ったのは何年も前ですが、雰囲気は変わっていません。
旅行中に荷物になるものを買ってしまうとあとが大変なので少しだけ。
買わなかったですが、以下のような面白そうなモノもありました。
先日、秋葉原を歩いていたら許容できる金額で売られていたので買ってしまいました。
大昔の機械式計算機です。これで加減算(可能ですが値のセットの手間が相対的に大きいのであまり実用的では...)、10桁×10桁の乗算、20桁÷10桁の除算が可能です。
完動品ということだったので帰宅後いろいろと試して見ましたが、特に問題は無いようです。
外見的にも左端のレバーが折れたのか接着剤で修復されている以外は良さそうですね。
まだカバーを外していない(壊したくないので外し方はゆっくり探すつもりです)のですが、機械式であることの実感の湧く箇所を探してみました。
左に突き出しているところの裏側です。