出土品

自宅から発掘された機器・部品・その他を紹介します。入手の経緯は

  • 物心つく前から家にあったもの
  • 旬な時期に入手して使っていたもの
  • 旬な時期に入手したものの、死蔵していたもの
  • 旬を過ぎてから入手したもの

など様ざまです。

特記のない限り廃棄はしていません。
「細部が見たい」「内部を見たい」などありましたら「ご意見・ご要望」に書いていただけると再発掘するかもしれません。ただ整理して保管しているわけではないのでいつになるかはわかりませんし、最悪の場合は偶然出てくるまでそのままになる恐れもあります。

Hitachi HA17747

2018-06-16 22:02 — asano

テーマ

カテゴリー

これも例によっていつどこで入手したのか不明なものです。

HA17747
日立のHA17747、型番から見当がついたのはアナログICらしいということだけだったのでデータシートを探したところオペアンプでした。

汎用オペアンプは次の構成が一般的です。

  • 8ピン 1回路 オフセット調整や位相補償の端子があるものあり
  • 8ピン 2回路 ピン数がギリギリなのでオフセット調整や位相補償の端子は無し
  • 14ピン 4回路 ピン数がギリギリなのでオフセット調整や位相補償の端子は無し

ところがこのHA17747は14ピン2回路となっていてオフセット調整端子がついたちょっと変わったタイプです。

ピン配置が線対称になっているのも面白いです。

以前の給湯器のリモコン

2018-06-15 20:33 — asano
カテゴリー

浴室リフォーム終了」で予告したように工事で取り外したものを取り上げます。

台所リモコン
最初は交換した給湯器についていた台所リモコンです。

「タンク温度」とあるように貯湯式のエコキュートでした。数年前に内部で湯漏れを起こして修理した際にコネクタ等の電気系が結露してしまい、次に壊れたら替えるしかないと言われていたものです。それで今回のリフォームにあわせて交換することにしたのです。

自動転換器

2018-06-08 23:20 — asano
カテゴリー

今回はこの電話アクセサリを取り上げようと思います。

自動転換器
この自動転換器は1つの回線に複数の電話機を接続するためのものです。

こんなものを使わずに並列接続しても通話可能ですが、通話中にもう1台の受話器を上げると影響が出ます。音量が下がる、盗み聞きされる、会話に割り込まれる等です。
この自動転換器を使えばこのようなことはなくなります。

これをどう使っていたかというと電話機とモデムの切り替えに使用していました。

通常は電話機をモデムのPHONE端子に接続すれば済むのですが、電話機は(もちろんジャックも)1Fのリビングにあるのですがモデムは私の部屋に置く必要があり距離が結構あったのです。その距離を2本も電話線を引っ張りたくなかったからですね。専用に回線を引くまでこの状況が続きました。

Hitachi H8/338

2018-06-05 22:30 — asano

テーマ

カテゴリー

HD6473308CP10は合計10個でてきたのでH8/330用アダプタでブランクチェックしてみたところ9つのブランク品が確認できましたが、残り1つはよく見るとHD6473388(H8/338)が混じっていました。

HD6473388CP10
これがHD6473388CP10、H8/330との主な違いは以下の通りです。

  • ROM: 16kB → 48kB
  • RAM: 512B → 2kB
  • SCI(Serial Communication Interface): 1ch → 2ch
  • D/A Converter: None → 8bit 2ch

ピン配置は互換のようですが、問題はROMの容量が増えていることです。

Omron ME5614D

2018-06-02 22:36 — asano

テーマ

カテゴリー

昔使っていたモデムがまとまって出てきました。今回のものはそのうちの一つです。

ME5614D
オムロンのME5614D、型番からわかるように56kのモデムです。おそらくADSL移行まで使っていたものではないかと思います。

FAX / DATA MODEMとあるようにFAXの送受信機能も持っていたのですが、FAXはほとんど使いませんでした。

モデムICは大抵FAX機能も持っていたのでFAX機能を抜いてもコストはほとんど変わらなかったはずです。実際一般に売られているものはどれもFAX対応でした。なのでFAXは一度も使わなかったという人が多かったと思います。

赤外線温度計

2018-05-24 23:52 — asano

テーマ

カテゴリー

昔こんなものも買っていたようです。何に使おうとしたのだろう?

赤外線温度計
拳銃型の赤外線温度計ですね。物体が放射する赤外線が物体の温度によって異なることを利用しており、放射温度計とも呼ばれます。

レーザーの警告表示がありますが、本来レーザーは測定には必要ありません。ただ非接触なのでどこの温度を測っているのかわかりにくいという問題があり、目印としてレーザーを照射する機能があるためです。

日本語の警告文が無いので現在だと規制に引っかかるのかもしれません。

反対側
反対側には測定スポットの表示がありました。

初期の高速CMOS

2018-05-20 12:02 — asano

テーマ

カテゴリー

今ではロジックICはCMOSが主流になっていますが、私がマイコン回路をいじり始めた1980年代前半頃はそうではありません。汎用ロジックはTTL、マイコンや周辺デバイスはNMOSが一般的でした。CMOSはまだハンドヘルド機器で消費電力を減らしたいといった特別な理由があるときに速度を犠牲にして選ぶものだったのです。

MM74C00N
これはNational SemiconductorのMM74C00Nですね。

初期のCMOS汎用ロジックICといえば4000シリーズが有名です。厳密にはRCAがオリジナルのCD4000シリーズとMotorolaがオリジナルのMC14500シリーズがありますが、混用できるので区別する意味はあまりありません。

このシリーズは消費電流が少ないのは良いのですが、マイコン回路には遅すぎます。

何のシールでしょう? (解答編)

2018-05-14 21:22 — asano

テーマ

カテゴリー

それでは何のシールでしょう?の解答編をお送りしましょう。

まずはこのオレンジのものから。
シール 1
これは紫外線消去タイプのUV-EPROMの窓を塞ぐためのものです。

最初は真面目に貼っていたのですが次第に面倒になって貼らなくなりました。実際に意図せずに消えてしまったことはありませんし、自分で使っているものなら万一消えても元データから書き直せば良いということもあります。

何のシールでしょう?

2018-05-13 21:48 — asano

テーマ

カテゴリー

こんなシールが出てきました。それぞれある目的のためのものですが、それは一体何でしょう?

シール 1
一つ目はこれです。

表面は金属光沢のあるオレンジ色、裏の糊の面は黒色でした。サイズは12mm×16.5mm程になります。字が書けるように表面が仕上げてあるのでツルツルではありません。

メーカによっては銀色のものや、ロゴの印刷されたものなどもありました。

これを使っている写真もここに載せたことがありますよ。

シール 2
もう一つはこれです。