Hitachi SH/7709
これも「いつか作ってみたい」だけで買ったしまったものですね。
日立のSuperHの一員、HD6417709AF133Bです。SH-3はMMUを積んだシリーズでWindows CE, LinuxといったOSの実行ができます。
日立ロゴがありますから、ルネサスになる前のもののようです。ということは「0A3」だから2000年製ですね。この年にはクロックを高めた(167MHz,200MHz)高速版の7709Sが出ますが、これは133MHz版です。
自宅から発掘された機器・部品・その他を紹介します。入手の経緯は
など様ざまです。
特記のない限り廃棄はしていません。
「細部が見たい」「内部を見たい」などありましたら「ご意見・ご要望」に書いていただけると再発掘するかもしれません。ただ整理して保管しているわけではないのでいつになるかはわかりませんし、最悪の場合は偶然出てくるまでそのままになる恐れもあります。
これも「いつか作ってみたい」だけで買ったしまったものですね。
日立のSuperHの一員、HD6417709AF133Bです。SH-3はMMUを積んだシリーズでWindows CE, LinuxといったOSの実行ができます。
日立ロゴがありますから、ルネサスになる前のもののようです。ということは「0A3」だから2000年製ですね。この年にはクロックを高めた(167MHz,200MHz)高速版の7709Sが出ますが、これは133MHz版です。
予告したディジタルオーディオ用の光送受信モジュールです。
東芝製のモジュールです。送信用と受信用が一つずつですが、外見からは(型番を見ないかぎり)まったくわかりません。
光コネクタ部分にはキャップがしてあります。
保護キャップを外してみました。
中央の丸穴の奥に発光・受光素子があります。上部の丸穴はケースへの固定用のネジ穴ですね。
YM3434とPCM58P×2のセットも出てきました。
ヤマハのYM3434です。ヤマハのICというとFM音源が有名ですがディジタルオーディオやビデオのICも多くあります。これはその中のディジタルオーディオ関係で2-Channel 8-Times Oversampling Digital Filterというものです。
どういうことかというと例えば44.1kHzサンプリングの信号を入れて、44.1×8 = 352.8kHzサンプリングの出力を得るためのものです。高速なD/Aコンバータが必要になる代わりに出力のアナログフィルタを簡略化できるというわけです。
いつものようにHP31も分解してみました。
上の方にあるU7 USS720EはUSB⇒IEEE-1284(パラレル)変換のデバイスです。右下にあるX2 12.059MHzの水晶はこれのクロック、資料によると12MHzとなっているのですが何故半端なものを使っているのでしょう?
すぐ下のU9 HT93C56はDevice Descriptor, Configuration Descriptorの定義用でしょう。
さらに下のU1 TUSB2040は4ポートのUSBハブのICです。やはり予想通り4ポートのうちの1つをパラレル用にしているのでしょう。かなり古いデバイスなのでFull-Speed(12Mbit/s)までの対応です。
これもDescriptor用のROMを外付けできるようですが、I2C接続なので上のHT93C56はこれ用ではなく上のUSS720Eのものと判断しました。
パラレル変換付きのUSBハブも見つけました。
Century HP31、USBハブにUSB⇒パラレルの変換器を一体化したものです。
前面にはダウンストリームのAコネクタが3つ並びます。
USBハブとしてはポート数は少ない部類です。おそらく1ポートは内部でパラレル変換に接続されているのでしょう。
昔はテレビやビデオを買うとこんなものが付属していたものです。
アンテナ線をFコネクタに接続するためのものです。
今では両端にFコネクタの付いた同軸ケーブルを使うのが普通ですが、以前は自分でこんなコネクタを付けなければならない場合もありました。平行フィーダー線(後述)だったり、コネクタの付いていない同軸ケーブルが壁から生えていたりしたからです。
このコネクタは平行フィーダー線でも同軸ケーブルでも使用できる両用のコネクタです。
平行フィーダーの場合は外側のネジで接続します。同軸ケーブルの場合はフタを開けて内部に接続できるようになっています。
とても懐かしいラグ板です。最後に使ったのはいつのことでしょう?
これは平ラグと呼ばれるものです。
昔読んでいた「初歩のラジオ」などで入門者向けのトランジスタ1石~3石程度の工作によく使われていましたね。今の入門者も使っているのでしょうか? いきなりブレッドボードを使っているのかもしれません。
これは4×2の小さなものですが、20×2といった長いものも存在します。
昨日帰宅しましたので、いつものペースに戻ります。
ジャンク箱から出てきたのですが、何なのか不明なパーツです。
DIPのような足で、ピン間隔は200milで手前と奥の間隔は600milでした。
試しにピン間の抵抗を測ってみたところ、左手前と左奥が導通、右手前と右奥も導通していました。手前の左右間はオープン、奥の左右間もオープンでした。念のため極性を逆にしてみても違いはありません。
裏はどことなくタクトスイッチに似ています。でも押してみても手ごたえはありませんし、導通状態にも変化はありません。
プラスチックDIPの発振器もありました。
SG-531の16.0MHzのものです。
これにはピンが4本しかありませんが、ピン番号はどうなっているのでしょう?
メーカ資料によると1,4,5,8ピンとなっていました。8ピンのうち2,3,6,7が欠けているという扱いのようですね。
もう一種類あります。
こちらはキンセキのEXO-3、19.660MHzのものです。標準品だと思うので正確には19.6608MHzでしょう。キンセキは水晶関係の専業メーカでしたが、現在では京セラに吸収されてしまいました。
珍しい紫外線消去タイプのPLDが出てきました。
これはAlteraのEPM5032DC-15です。パッケージは消去用の窓付き28ピンDIPで、300mil幅のスリムですね。
MAX5000(型番はEPM5???)シリーズのPLDで、マクロセル数32の最小のタイプになります。
裏面にもマーキングがありました。タイ製のようです。