Century HP31 (外観編)
パラレル変換付きのUSBハブも見つけました。
Century HP31、USBハブにUSB⇒パラレルの変換器を一体化したものです。
前面にはダウンストリームのAコネクタが3つ並びます。
USBハブとしてはポート数は少ない部類です。おそらく1ポートは内部でパラレル変換に接続されているのでしょう。
自宅から発掘された機器・部品・その他を紹介します。入手の経緯は
など様ざまです。
特記のない限り廃棄はしていません。
「細部が見たい」「内部を見たい」などありましたら「ご意見・ご要望」に書いていただけると再発掘するかもしれません。ただ整理して保管しているわけではないのでいつになるかはわかりませんし、最悪の場合は偶然出てくるまでそのままになる恐れもあります。
パラレル変換付きのUSBハブも見つけました。
Century HP31、USBハブにUSB⇒パラレルの変換器を一体化したものです。
前面にはダウンストリームのAコネクタが3つ並びます。
USBハブとしてはポート数は少ない部類です。おそらく1ポートは内部でパラレル変換に接続されているのでしょう。
昔はテレビやビデオを買うとこんなものが付属していたものです。
アンテナ線をFコネクタに接続するためのものです。
今では両端にFコネクタの付いた同軸ケーブルを使うのが普通ですが、以前は自分でこんなコネクタを付けなければならない場合もありました。平行フィーダー線(後述)だったり、コネクタの付いていない同軸ケーブルが壁から生えていたりしたからです。
このコネクタは平行フィーダー線でも同軸ケーブルでも使用できる両用のコネクタです。
平行フィーダーの場合は外側のネジで接続します。同軸ケーブルの場合はフタを開けて内部に接続できるようになっています。
とても懐かしいラグ板です。最後に使ったのはいつのことでしょう?
これは平ラグと呼ばれるものです。
昔読んでいた「初歩のラジオ」などで入門者向けのトランジスタ1石~3石程度の工作によく使われていましたね。今の入門者も使っているのでしょうか? いきなりブレッドボードを使っているのかもしれません。
これは4×2の小さなものですが、20×2といった長いものも存在します。
昨日帰宅しましたので、いつものペースに戻ります。
ジャンク箱から出てきたのですが、何なのか不明なパーツです。
DIPのような足で、ピン間隔は200milで手前と奥の間隔は600milでした。
試しにピン間の抵抗を測ってみたところ、左手前と左奥が導通、右手前と右奥も導通していました。手前の左右間はオープン、奥の左右間もオープンでした。念のため極性を逆にしてみても違いはありません。
裏はどことなくタクトスイッチに似ています。でも押してみても手ごたえはありませんし、導通状態にも変化はありません。
プラスチックDIPの発振器もありました。
SG-531の16.0MHzのものです。
これにはピンが4本しかありませんが、ピン番号はどうなっているのでしょう?
メーカ資料によると1,4,5,8ピンとなっていました。8ピンのうち2,3,6,7が欠けているという扱いのようですね。
もう一種類あります。
こちらはキンセキのEXO-3、19.660MHzのものです。標準品だと思うので正確には19.6608MHzでしょう。キンセキは水晶関係の専業メーカでしたが、現在では京セラに吸収されてしまいました。
珍しい紫外線消去タイプのPLDが出てきました。
これはAlteraのEPM5032DC-15です。パッケージは消去用の窓付き28ピンDIPで、300mil幅のスリムですね。
MAX5000(型番はEPM5???)シリーズのPLDで、マクロセル数32の最小のタイプになります。
裏面にもマーキングがありました。タイ製のようです。
mpmanに始まりさまざまなMP3プレーヤを買ってきましたが、これはその中でも群を抜いて安かったものです。
何かにとてもよく似ていますが、これは勿論Apple製ではありません。たしか500円ほどだったと思います。
さすが安物、印字が消えかかっていますね。
こっちの側面には電源スイッチとヘッドホンジャックがあります。
毎度のことながら、いつ何処で買ったものなのか記憶にありません。
ヤマハのYM3438、FM音源のデバイスです。
系譜を遡ると大元はGIのAY-3-8910 PSGですが、AY-3-8910とこのYM3438には共通点はありません。AY-3-8910は多くのパソコンに使用されました。
AY-3-8910に4オペレータ3音のFM音源(とタイマ)を追加したのがヤマハのYM2203です。FM音源部はディジタル出力なので外部にD/Aコンバータ(YM3014)が必要です。これも多くのパソコンに使用されました。
前にソケットの方を取り上げましたが、プラグもありました。
8ピンのシェル付きのプラグです。
「WAKA」とあるのでヒロセ製ではなくどこかの互換品と思います。「ワカ製作所」が可能性あるかと思ったのですが、さすがに現在のカタログには載っていませんでした。
上の面のネジの間にあるのはロックを解除するバネですね。
シェルを開けてみました。
大昔のロジックICも出てきました。
Texas Instruments製のSN15836Nというものです。
今汎用ロジックのICというとTTLの74LS157とかCMOSの74HC04なんかの74シリーズばかりですが、昔はいろいろなシリーズがありました。その一つがこの830/930シリーズです。830が一般用で、動作温度範囲を拡大したのが930です。
TIでは既に番号が使われていたのか頭に「15」を追加しています。
その中でこの836は「Hex Inverter」です。他にはAND, NAND, OR, NOR, Ex-ORといった一般的なゲートやフリップフロップ・カウンタなどがそろっています。
マーキングが右側に寄っていますね。74シリーズも初期にはこんなのがありました。
「7336」とありますから1973年製です。