出土品

自宅から発掘された機器・部品・その他を紹介します。入手の経緯は

  • 物心つく前から家にあったもの
  • 旬な時期に入手して使っていたもの
  • 旬な時期に入手したものの、死蔵していたもの
  • 旬を過ぎてから入手したもの

など様ざまです。

特記のない限り廃棄はしていません。
「細部が見たい」「内部を見たい」などありましたら「ご意見・ご要望」に書いていただけると再発掘するかもしれません。ただ整理して保管しているわけではないのでいつになるかはわかりませんし、最悪の場合は偶然出てくるまでそのままになる恐れもあります。

NEC uPD765AC FDC

2017-02-03 16:28 — asano

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これも買っていなかったと思っていたのに、いつの間にか購入していたようです。

uPD765AC-2
このμPD765AC-2はNEC製のFDC (Floppy Disk Controller)です。

Western DigitalのFD1791/FD1793 (日本では富士通のMB8877のほうが知名度が高いかな)とともに代表的なFDCです。というよりもごく初期のものを除くとほとんどのFDCはこの765系かWD系のどちらかに属すると言っても良いかもしれません。
765系はPCに採用されたこともあり、多くの派生品が生まれました。

Y-E DATA YD-686C

2017-02-02 17:41 — asano

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データセパレータ基板とともに使っていた3.5インチのフロッピーディスクドライブです。

YD-686C
右の2台が当時使っていたものです。左の1台は予備に入手したまま使っていなかったもの、梱包されたまま出てきました。

「FUJITSU LIMITED」ラベルや微妙なグレーのベゼルから、富士通のFM TOWNS用のドライブだったのではないかと思います。
買ったのは1990年頃と思いますが、予備まで買ったということは5,000円という値段が当時そう高かったわけではないということです。

NEC uPD71055

2017-02-01 21:39 — asano

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インテルの8255 PPI (Programmable Peripheral Interface)をNECがμPD70108,μPD70116のファミリとしてCMOS化したμPD71055です。

uPD71055C
元になった8255が超メジャーなデバイスなのでセカンドソースがほとんど無かった割にはよく見かけるデバイスでした。
これはわけあって最近入手したものです。「1603CXD010」ということはもしかして2016年製なのでしょうか? NECからはずいぶん前からディスコンのアナウンスが出ていたと思うのですが、生産継続になっていたのかな。

8255以外にもμPD710XX化されたデバイスがありますので、以下に挙げておきます。

CASIO VC-10

2017-01-31 22:20 — asano

これはCASIO製のボイスレコーダ、今でいうICレコーダです。

VC-10
調べてみると1987年度のグッドデザイン賞を受賞していますね。ということは少なくとも30年前のモノということになります。

Google検索するとKorg VC-10 (シンセサイザ)やVickers VC-10 (旅客機)ばかりが出てきて、このレコーダはグッドデザイン賞のサイトぐらいしか見当たりませんでした。

カード型LSI録音機ということですが、90mm×60mmはともかく、厚さ10mmというのは今の感覚ではカードとは呼べないですね。

上の辺にはスライドスイッチが並んでいます。 左の「1M」「2M」は何の切替でしょう? 次の「VOL.」は再生音量ですね。「SAVE」「AC」もわかりません。

アライドテレシス MR122T

2017-01-30 21:48 — asano
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10BASE-Tと10BASE-2のネットワークを接続するリピータです。

MR122T
アライドテレシス製のリピータ MR122Tです。これは10BASE-Tと10BASE-2ですが、MR120シリーズとして10BASE-T, 10BASE-2, 10BASE-5 (AUI), FOIRL(光)間の様々なタイプがありました。

MR122T 正面
正面には各種インジケータが並んでいます。

Exabyte EXB-8200

2017-01-29 22:50 — asano

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とても思い出深いドライブが出てきました。

EXB-8200
これがそのドライブ、Exabyte社製のEXB-8200です。フルハイト(厚さ82mm)のテープドライブで8mmテープ1巻で約2.5GBの容量がありました。

EXB-8200 前上方から
上面のラベルにはドライブのシリアル・製造日とともに各コンポーネントのシリアルやリビジョンのリストが記載されていました。
これによると1993年2月22日に製造されたようです。

ゴツい調光器

2017-01-28 21:24 — asano
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昔使っていた調光器が出てきました。なんでこれが「工具・測定器」なのかというと、ハンダごての温度コントロールに使っていたからです。

調光器 表側
大型の調光器です、右下をよく見ると「白熱灯1.5kWまで」と書いてあります。ハンダごてなんかに使うのは勿体無いですが、他に使い道も無いので。

近所の飲み屋が改装するときに出てきたのを貰った(拾った?)ものです。おそらく店内の照明用だったのでしょうが、当時私は小学生なので店内を見たことはありません。たしか3台あって1台はすぐにバラしたはずですが、もう1台どこかにまだあるのか捨ててしまったのか。

目盛りに対してツマミが小さいのは手持ちのをつけたからで、本来のものはもっと大きかったと思います。

TI SN74LS181N

2017-01-27 22:44 — asano

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そのうち手に入らなくなるかもと思って買い込んだ74シリーズTTLの74LS181です。

SN74LS181N
TI製のSN74LS181Nですね。4ビットのALU (Arithmetic Logic Unit)つまり演算器です。

近頃74シリーズのICは単純なゲートやバッファ・ラッチを残して消えていっています。もう新たな回路を設計するなら74シリーズ等は使わずFPGAやゲートアレイを使う時代になっていて、74シリーズの出番はFPGA等を使うまでも無い単純なものだけです。
そんな状況の中でALUなどは真っ先にFPGA化される運命にあり、74シリーズとして存続させる理由は無いと判断されたのでしょう。気が付くと入手困難になりかけていました。

スイッチング電源ユニット

2017-01-26 21:47 — asano

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フロッピディスクドライブをむき出しで使っていた頃の電源ユニットたちです。

5V,12V電源
これは5V,12Vの電源です。

5V,12V電源 端子部
端子部のアップです。
「TAITO」と「Volgen」のロゴがありますね。Volgenは有名な電源メーカでしたのでこちらがメーカでしょう。タイトー向け製品が何らかの理由で出回ったのでしょう、どこかのジャンク屋で入手したものと思います。

入力は100V,220V両対応ですが、自動ではなく切替が必要です。当然100V設定になっていました。
周波数が47Hz~440Hzというのも面白いですね。航空機や船舶の400Hz電源への対応でしょうか。

10BASE-2トランシーバ (AAUI用)

2017-01-25 22:30 — asano
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これはAAUI用の10BASE-2トランシーバ(MAU)です。

10BASE-2トランシーバ
AUIのものではコード無しでPC等のリアパネルに直接付くタイプも多いですが、AAUIではコネクタが小さいためかこのようなコード付きしか見たことはありません。

AAUIコネクタ
AAUIのコネクタはこのような14ピンの3M MDRコネクタです。AUIと異なりロックも一般的なタイプです。