出土品

自宅から発掘された機器・部品・その他を紹介します。入手の経緯は

  • 物心つく前から家にあったもの
  • 旬な時期に入手して使っていたもの
  • 旬な時期に入手したものの、死蔵していたもの
  • 旬を過ぎてから入手したもの

など様ざまです。

特記のない限り廃棄はしていません。
「細部が見たい」「内部を見たい」などありましたら「ご意見・ご要望」に書いていただけると再発掘するかもしれません。ただ整理して保管しているわけではないのでいつになるかはわかりませんし、最悪の場合は偶然出てくるまでそのままになる恐れもあります。

Hitachi HD6809

2017-11-10 23:31 — asano

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日立製の6809というとCMOSのHD6309(中でも3MHz版のHD63C09)が有名ですが、こんなものも出てきました。

HD68B09P
NMOSのHD68B09P、クロックジェネレータつきの2MHz版です。「4J1」ということは1984年製と思われます。

これはMotorolaのMC6809(の2MHz版のMC68B09)のセカンドソースです。CMOSのHD6309には多くの拡張がされていますが、これは特にそういうことは無いようです。
本来、セカンドソースとはそういうものです。

MC68kボードの資料発見 (3枚目)

2017-11-04 15:42 — asano

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MC68kボードの資料も今回発見したのはこの3枚目で最後です。

3枚目
2枚目から少し時間が経っていて、第4期工事の頃に書いたものです。

左は基板間を通すべき信号の確認でしょうか?

右上はPC-8001mk2 拡張ボードと接続するケーブルのピン配置図、現物と照らし合わせたところコネクタの「BOTTOM VIEW」でした。「キバン」「ケーブル」と書いてあるのは向きです。

MC68kボードの資料発見 (1枚目)

2017-11-02 22:08 — asano

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ずっと探していたMC68kボードの資料をやっと発見しました。これを書いたのは高校生の頃のはずなのでちょっと懐かしいですね。

1枚目
1枚目はリセット・クロック・バスエラー検知・割り込みとアドレスデコーダの回路図です。

これは第1期工事時点のものです。ゲート等に書かれている丸付き数字は同一パッケージに入っているユニットの番号、赤や緑は配線したときのチェックですね。

左上のリセット回路の不適切なことは以前書きました。この図では修正が入っていますが、現物を修正したのかは不明です。

その下はクロック回路、16MHzを分周して8MHz, 250kHz, 62.5kHzを作り、8MHzはMPUクロックに、250kHzはさらに下の161で13分周してシリアルのクロックにしています。

ディレイライン

2017-11-01 21:38 — asano

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これはディレイライン、ディジタル信号を遅延させる素子です。

101RET5008L-2
東光の101RET5008L-2というもので、データシートによると最大で5nsの遅延が得られるようです。

残念ながら型番の命名方法は記載されていませんが、「101」はインピーダンスが10×101Ωであることを、「RET」はシリーズ名、「5008」は遅延時間が500×10-8msを表しているのではないかと思います。「101」のような表し方はコンデンサの容量や抵抗のカラーコードに使われているのと同じ考え方ですね。

こんな5nsなんて短時間のディレイ、何に使おうとしたのでしょう?

ハッピーバード

2017-10-18 22:20 — asano
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ハッピーバードって何かわかりますか?

箱入り
箱に入った状態で出てきた「ハッピーバード」です。

他にも「平和鳥」・「ドリンキングバード」・「水飲み鳥」などの名称で呼ばれています。

これ買ったまま部屋の中で行方不明にしてしまい、もう一つ買って職場のデスクに置いていました。それは倒したか何かの衝撃でヒビを入れてしまったので退職時に捨ててきたのですが、今回最初に買ったほうが出てきました。

箱に「Non-Flammable」(難燃性)とあるのは、昔は可燃性のエーテル等が入っていたためです。現在入っている塩化メチレンは難燃性ではありますが、人体には有害なので要注意。

せっかくなので取り出して組み立て(軸を通すだけ)てみました。頭部を濡らせば始動します。うまく動かないときは支点の位置を調整します。

∞缶ビール

2017-10-16 20:38 — asano
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∞プチプチ」に続いてジョークグッズの「∞缶ビール」です。

∞缶ビール
プルタブを持ち上げると「プシュッ」という開ける音と「トクトクトク」という注ぐ音がするだけのものです。

まれにシェイクされていたり(「プシューッ」と噴出す音がする)、「ゴクゴクッ」と飲む音もします。

この∞シリーズいろいろと発売されているのですが、音がする(電子回路が入っている)ものしか買っていません。

裏側
裏側、下のところには電池(LR44 × 2)を入れます。

チューナーユニット

2017-10-15 20:11 — asano
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秋月で買ったと思われるチューナーユニットが出てきました。

チューナーユニット
ハンダの跡があって明らかに取り外したものとわかります。

今回出てきたのは現物が2つ、紙1枚の資料も一緒に貰ったと思うのですがそちらは未発見です。

いつか弄ろうと思って放ってあったのですが、その機会は永遠に失われてしまいました。これTVのアナログ放送のチューナーなのです。

確かチューニングは中にバリキャップが入っていて外部から電圧をかける方式でした。100~200MHz程度の音声(FM)チューナーとして使える可能性はあるかもしれません。

幸いカバーはハンダ付けされていなかったので開けてみます。